探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.141【北アルプス最新事情】
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 焼岳を望む
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 六百山と霞沢岳
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 独標を越えて9峰へ
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 8峰(ピラミッドピーク)への稜線
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 笠ヶ岳(西穂高口への下山路から)
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 数十年ぶりで穂高連峰へ行く機会ができた。普段は近郊の山ばかり登っているが、一年に一回ぐらいは遠出して、スケールのある山に登るという山歩き講座の企画。泊りがけの山行は初めてというメンバーも多い。参加者の充実感や達成感を考えて、西穂高岳を選んだ。独標ではなく主峰まで行くとなると基礎技術はやはり必要。そこで、岩稜歩きの講習を事前に行ない、三点確保(支持)と最低限のセルフレスキューを学んだ。
 登頂日。2800mを超えると稜線は風雨とガスに覆われたものの、ピークを全員で踏むことができ、満足の笑顔で帰途についた。
 ハイシーズンなので、コースでは多くの登山者と出合った。統率のとれた団体は傍から見ても問題ないが、そうでない人の中には、岩場を飛び跳ねるように歩いたり、切れ落ちた斜面でもストックを使うなど、自分の安全をどう考えているのか疑う行動が目についた。多くがこうした歩き方である。毎年、独標・8峰(ピラミッドピーク)・主峰などで転倒や滑落が発生しているのも当然の結果だろう。ただ、こうした縦走路でもヘルメットを着用するパーティがあり、装備や行動に変化があることも見て取れた(山小屋でのレンタルも可能)。そして、もうひとつの大きな違いは、一人用テントが主流だということ。だから、テント指定地のスペースが足らなくなるはずである。現在の北アルプス登山事情を、少し理解できた山行だった。
 以下、登山道で見た8月初めの花たち。
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 左=キヌガサソウ  右=カニコウモリ
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 左=ハクサンフウロ  右=クルマユリ
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 左=ツマトリソウ  右=ハクサンボウフウ
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 左=ナナカマド  右=カラマツソウ
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 左=ミヤマキンポウゲ  右=ニッコウキスゲ
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 左=オトギリソウ  右=タテヤマアザミ
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 左=ヤチトリカブト  右=ハクサンシャクナゲ
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 左=イワオウギ(タテヤマオウギ)  右=チシマギキョウ
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 左=ミヤマシシウド  右=ミヤマリンドウ
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 左=リンネソウ  右=シロツメクサ
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