探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.145【瓜生山の魅力】
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 「大文字」の火床から北白川・一乗寺方面の眺望(前景右が瓜生山)
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 尾根筋から京都市街を望む(東山・吉田山から遠く生駒山まで見える)
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 左=三十六童子の巡拝路(狸谷不動尊から瓜生山につづく)  右=山頂には、かつて将軍地蔵が祀られていた石室が現存する
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 清沢口の石切丁場跡
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 北白川と一乗寺に跨がる瓜生山は、散歩感覚で歩ける300mほどの小さな山だ。子供の頃の遊び場につづくエリアなので、それなりに知っているつもりだったが、調べると地元や京都の歴史にかかわる事柄が多いことを教えられた。もっとも興味を引くのは山中に点在する「白川石」の石切丁場。それに、白鳥越や将軍地蔵・石川丈山・白幽子・狸谷不動尊・身代り不動・ラジウム温泉など、構成する要素はバラエティに富んでいる。
 半日の時間があれば十分楽しめるし、なによりその佇まいが魅力的である。「北白川愛郷会」によってつくられたコースも、地元の誇りを表わしていると言えるだろう。住宅に隣接する山とは、とうてい思えない環境に驚くはずだ。ちょっと時間ができたときに、おすすめの山である。
 『山と溪谷』(2013 October No.942)の「郷山めぐり」で紹介。
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 『山と溪谷』10月号の表紙
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