探山訪谷[Tanzan Report]
space
space
space
space
 No.27【山を下る神輿(山王祭と三石岳)】
space
space
sannousai1sannousai4
space
space
sannousai8spacesannousai9space
space
space
左上=「山王鳥居」をくぐって船渡御に向かう神輿  右上=湖国の奇祭として知られる山王祭「午の神事」(八王子坂を下る神輿)
左下=宵宮落し神事(宵宮場)  右下=拝殿から落とされた神輿を西本宮へ動座する(若宮誕生)
space
space
space
space
sannousai2spacesannousai6space
space
sannousai5sannousai3
space
space
左上=琵琶湖畔からみた比叡の山塊(大津湖畔なぎさ公園から)  右上=裳立山より三石岳を望む
左下=八王子坂を登りきると、牛尾宮(右)と三宮(左)の社殿が迎えてくれる
右下=巨樹に囲まれた惠心僧都廟付近の横川行者道(惠心墓へは石段を上る)
space
space
sannousai7
space
space
「全国隠れ名山」で紹介したコースの詳細図
space
space
space
space
space
space
 『山と溪谷』(2009 April No.888 山と溪谷社 2009年3月15日発売)の「4月 全国隠れ名山」で三石岳を取り上げてもらった。

 この山は、比叡山系の滋賀県側に位置する横川の山稜の主峰で、京都からはその山容を望むことができない。尾根の末端には八王子山があり、そこに牛尾宮と三宮が祀られている。日吉大社の「山王祭」では、東本宮に向けて山上から神輿が担ぎ下ろされる。

 祭のハイライトは4月12日から14日。午の神事(牛尾・三宮両社から東本宮へ)は12日午後5時〜9時。花渡り式(稚児と甲冑武者行列)は13日午後1時〜。宵宮落し神事(上賀茂大神御出現)は13日午後7時〜9時。船渡御は14日午後4時〜。そのほか、西本宮と東本宮の神事が数多くつづく。それらと山登りを組み合わせ、春の一日を存分に楽しもうというのが誌面の主旨である。

 三石岳周辺では、現在あちこちで伐採作業が行なわれており、林道の新設も目立つ。本文で言及できなかった道路の最新情報を図版で記載する。

 山の帰りに汗を流せる施設は、大津市苗鹿にスーパーリゾート雄琴「あがりゃんせ」(077-577-3715)がある。おごと温泉で日帰り入浴が可能な旅館の問い合わせは、おごと温泉観光協会(077-578-1650)まで。なお、隣の湖西線「おごと温泉」駅前には足湯が設けられている(無料)。
space
space
space
space
space
山と溪谷0904
space
space
space
space
 案内が載る『山と溪谷』(2009 April No.888)
space
 →「探山訪谷」へ戻る→ホーム(トップ)へ戻る
space