探山訪谷[Tanzan Report]
space
space
space
space
 No.322【雪山歩き】
space
170310_1space170310_2
space
space
 左=山女原から尾根の取付へ  右=岳の地蔵(周りを大杉が囲む)
space
space
space
170310_3
space
space
 雪に覆われた尾根を登る
space
space
space
170310_4
space
space
 ダケノ峠付近の雪原
space
space
space
170310_5
space
space
 三国岳(手前はヨコネの山稜。ダケノ峠から)
space
space
space
170310_6space170310_7
space
space
 左=雪に埋もれる保月  右=地蔵峠
space
space
space
170310_8
space
space
 保月から杉へ(背後は鍋尻山の尾根)
space
space
space
170310_9
space
space
 高宮駅から鍋尻山方面を望む
space
space
space
space
 登山講座で鈴鹿北部の鍋尻山に行ってきた。今冬はなかなか厳しい気象がつづき、出かける直前にも降雪と強風に見舞われた。昨夏の計画段階では、うまくすれば日あたりのよいところでフクジュソウが見られるかもしれないと期待していたのだが、今シーズンはまったく難しい状況で開花は4月中旬になるだろう。
 芹川流域の山女原から取り付き、岳の地蔵を過ぎると雪に覆われる。夏道は完全に埋もれたので、ダケノ峠に向け急斜面を登る。できるだけ雪の多いところを選び、ステップを刻むことがポイントだと伝えた。樹木の周りなどは融けて雪面が薄くなっており、柔らかくなってもいる。ルート選びのコツを体験してもらえたと思う。北面の峠に上がると快適な雪原が広がり、尾根を直登して山頂に達した。
 下山は保月に向け尾根を下るのだが、カレンフェルトの斜面では何度も深みにはまり込む。緩斜面の谷筋になって、やっと快適な歩行ができるようになった。あとは寒坂・地蔵峠・杉坂峠を越えて栗栖の調宮神社へ下山する。地蔵峠の大杉をはじめケヤキの巨木などを見ながら駅に向かい、夕暮れの多賀大社を参拝した(2017.3.10)。
space
space
 →「探山訪谷」へ戻る→ホーム(トップ)へ戻る
space