探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.337【三国岳(山城・丹波・近江)の展望】
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 蓬莱山・権現山(遠景)と鎌倉山の稜線(中景右)。手前左はイチゴ谷山(ヘラ谷奥)の尾根
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 峰床山(右)から鎌倉山の稜線(峰床山の左奥に皆子山、伊賀谷山が姿を見せる)
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 百里ヶ岳(中央)から駒ヶ岳の稜線
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 朽木の山々(地蔵谷峰の前に水無山・能内山など)
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 蛇谷ヶ峰(オグラス)
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 武奈ヶ岳(左)から御殿山と烏谷山・比良岳
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 これほど展望が得られるとは予想していなかった。
 高校山岳部の時代から通った久多川・針畑川・由良川流域も、近年はほとんど出かけることがなかった山域である。かつては猛烈なヤブに進路を阻まれ、雪のある季節にトレースしたことも多い。谷筋も由良川源流・上流を除いてあまりよい印象がなく、なんとも泥臭い「ヤブ山」だった。
 ところが、現在はどこもたいへん歩きやすくなり、見通しのきく場所が点在する。行ってみてのイメージは180度変わり、樹林や古い峠道の痕跡がすばらしい印象を与えてくれた。理由は林床のササなどが姿を消したためだが、一部では復活しつつある光景も目にした。10年・20年と時間が経てば再び以前の「ヤブ山」に戻るのだろうか。いつまで展望が得られるのか。時間が経ってから再び訪ねてみたい三国岳になった(2017.5.12)。
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