探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.415【岳ノ洞の大展望】
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名張川下流と大洞山・尼ヶ岳(右)
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遠景左から高所山・矢頭山・髯山・雨乞山(手前)・観音岳(奥)・堀坂山(奥)・高須ノ峰・白猪山など、伊勢の山々
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局ヶ岳(左)と右手に栗ノ木岳・修験業山(間の遠景は獅子ヶ岳・七洞岳)
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三峰山
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高見山(右)と台高山脈北部(遠景は吉野の山)
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古光山(中腹は「みつえ高原牧場」)・後古光山の背後に、住塚山・国見山と右へ兜岳・鎧岳が並ぶ
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二本ボソ・倶留尊山(最高峰)の山稜
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 梅雨入り前の晴天の日に、高見山地の支稜にある岳ノ洞(学能堂山)へ行くことになった。かつては知る人だけが登る不遇の山だったが、地元の御杖村(奈良県)などが「展望の山」として情報を発信しすっかり有名になった。この日も登山道と山頂で多くの人と出会う。
 伊勢本街道が通る杉平(津市美杉町)から入山し、山頂から白土山を経て神末上村(御杖村)へ下るコースを歩いた。登路の谷筋ではウツギが目立ち、三人から五人姉妹で「かしましい」フタリシズカも見られた。
 山頂からは360度の大パノラマ。曽爾から上野盆地、高見山地・大峰山脈などを眺めながら昼食にする。午前は澄み切った眺望だったものの、昼を回ったため少しずつ遠方がぼやけてきた。
 食後はもう一つの楽しみであるベニバナヤマシャクヤクの花を観賞する。三重県では絶滅危惧T類、奈良県では絶滅寸前種に指定された植物だが、火山性の土壌に種が飛んだのか、離れた場所にある株も幾つか確認できた。増えることを期待したい(2018.6.2)。
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ベニバナヤマシャクヤク
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花序の多いフタリシズカ
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