探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.417【六甲高山植物園】
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左=オオバオオヤマレンゲ  右=ミヤマナルコユリ
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左=オオナルコユリ  右=エーデルワイス
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左=シロウマアサツキ  右=エゾスカシユリ(手前)とニッコウキスゲ
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左=マツモトセンノウ  右=サンショウバラ
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左=カワラナデシコ  右=ベニバナヤマシャクヤク
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左=アリマウマノスズクサ  右=コウホネ
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左=シチダンカ  右=チョウジソウ
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「ヒマラヤの青いケシ」(メコノプシス・ベトニキフォリア)
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薄紫や群青色の花も咲いている
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 登山講座で六甲の山は何度も取り上げてきたが、山上の『六甲高山植物園』に行く機会はこれまでなかった。夏の花が咲き始める時期なら色彩もバラエティーに富むので、6月の日曜日のクラスで実施する。
 一番の目玉は、やはり「ヒマラヤの青いケシ」である。北海道南部に相当する環境だけに、日本のものだけでなくスイスやヒマラヤの花と出会える機会は貴重だ。ケシ科メコノプシス属はベトニキフォリアとホリドゥラ、そして黄花のインテグリフォリアが栽培されているという。
 見頃の植物を中心にガイドをお願いし、それぞれの生育環境や区別の仕方などをお聞きした。こちらの質問にも丁寧に応じてくださるのが嬉しい。一週間も違えば異なる花が咲き始めるため、今後も取り上げたいと感じた。コースは上部の樹林帯から砂礫地・ヒマラヤ区・湿地の順に巡る。馴染みのコマクサやハクサンフウロ・イブキトラノオ・クルマユリ・モミジカラマツ・シコタンソウなども咲いており、群生するニッコウキスゲが美しかった。
 この日は天狗岩南尾根を登路に植物園へ向かったが、梅雨空のもとコアジサイやベニウツギが目についた(2018.6.10)。
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天狗岩から神戸の市街を見下ろす(右は摩耶山)
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左=コアジサイ  右=ベニウツギ
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