探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.473【和気アルプス】
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和気富士(左)と竜王山(右)。間に神ノ上(こうのうえ)山が姿を見せる
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観音山の火床から吉井川上流(右岸)望む(中央右手は国山)
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竜王山(左)と小竜王(右)。遠景右に小豆島の一部が見える
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左=咲き始めたミツバツツジ  右=竜王山へ向かう(背後は「涸沢峰」「ジャンダルム」「奥ノ峰」)
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那岐山(遠景中央)
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中国山地の山々(宍粟方面)
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白岩様(鷲ノ巣=左)の背後に「チンネ・スラブルート」の岩場がつづく
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 「ご当地アルプス」のひとつ、「和気アルプス」(神ノ上山山系)に初めて出かけた。岡山県まで距離があるためなかなか行く機会はないが、参加者の中に何人もの経験者があって驚いた。関西でもよく知られた山ということだろう。地元の和気町が山域の詳細図(1:10,000)を制作していて、その熱意が伝わってくる。駅前の観光案内所で入手可能。また、藤本正道氏のウェブサイトでも詳しい情報が得られる。雰囲気は播磨の山に近く、低いながらも岩場の発達した地形が魅力である。
 今回はガイドブックにあるメインコースを歩いたが、アップダウンを繰り返す縦走路は適度にスリルと里山らしい空気が漂っていて、眺望の良さとともに充実した行程だった。途中のピークに「穂高」「涸沢」など北アルプスと同じ名前がついていて、地元の方々の遊びごころと郷土の誇りが感じられ楽しい。週日にもかかわらず何人もの人と出会って親しまれていることを実感できた。岡山はクライミングの盛んな土地柄だということを思い起こす。
 山域を特徴づけるのは竜王山と白岩様(鷲ノ巣)周辺の岩場であろう。再び訪れるチャンスがあるなら、ツツジの花の季節に「チンネ・スラブルート」と「剣峰」「槍ヶ峰」などに寄ってみたい(2019.3.8)。
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