探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.480【春の東山を歩く】
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円通寺橋の枝垂桜
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清閑寺山への登り
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東山の山なみ
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尊勝院
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南禅寺(法堂)
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コバノミツバツツジ
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思案処(思案ヶ辻)
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 久しぶりに『京都一周トレイル』東山コースを、稲荷大社から南禅寺にかけて歩いた。折しも、京都周辺は桜が見ごろを迎えており、稲荷大社や東山山頂公園・蹴上などはたいそうな人出である。稲荷山の四ツ辻を抜けると静かな風景に変わり、東山の山中は普段の休日と変わらない様子だった。
 昨秋の台風による被害はこのエリアも例外でなく、各所で倒木を目にする。清閑寺山へ登る照葉樹林では、幹の途中で折れた大きな木が見られた。清水山から高台寺へ下る尾根は、トレイルコースは通れるようになったが地主神社や伊藤春畝の詩碑へつづく道は立入禁止のロープが張られている。大日堂の西側に回ると斜面の倒木が整理され、南方の山なみが姿を現していた。思いがけない光景に足を止めて振り返った。思案処(思案ヶ辻)も甚大な被害そのままの光景である。
 コースに隣接する粟田神社・蹴上発電所・インクライン・南禅寺などに寄りながら、観光客らに混じって満開の桜を楽しんだ。山中ではコバノミツバツツジやムラサキケマンが咲きはじめ、季節は春から初夏に向かっていることを実感した(2019.4.7)。
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