探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.533【那岐山の眺望】
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智頭町から仰ぎ見る那岐山
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智頭の町と扇ノ山(遠景右)
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扇ノ山(遠景左)・氷ノ山(遠景右)。手前は東山の尾根。前景中央は穂見山
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左から大海里山・駒ノ尾山・船木山・後山(最高峰)が並ぶ県境稜線(遠景右は植松山)
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日名倉山(中景左)と播磨の山々(遠景に黒尾山・雪彦山・七種山などが目立つ)。中景左は袴ヶ仙
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日本原高原(遠景中央に小豆島の山が望める)
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滝山(中景右)・広戸仙(爪ヶ城)と山形仙(中景中央)の稜線(前景左は三角点峰)
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大山(遠景中央)と手前に泉山(中景左。後ろは富栄山)・角(つの)ヶ仙(中景の手前右手)・花知ヶ仙(中景右)
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奈義町から望む那岐山
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 中国山地東部の那岐山(なぎさん・なぎのせん)は、スケールのあるゆったりした山容が人気の山だ。伊邪那岐命の降臨の地ともいわれ、また修行に関連した岩が山中に点在する。日帰りではややきついので、鳥取側から岡山側へ横断し、一泊して後山山系にも足を延ばす計画にした。登山者の多くは南の奈義町から訪れるが、山陰側の樹林をぜひ歩いてみたかった。周辺の山名には「山」を「せん」と称する場合が多く、「仙」で表すケースもある。
 京都から直通の特急を使えば、智頭駅まで比較的短時間でアプローチが可能だ。奥本から入山したが、あまり登られないのか林道は荒れていた。車を降り少し歩いて登山口に達する。滝を見ながら尾根に取付き、東仙コースに合流するとブナやミズナラの美しい林が広がっていた。途中に植林地もあるが、葉を落とした登山道はこの季節らしい空気に包まれている。
 県境稜線にたどり着くと笹原になり、周囲の展望が一気に広がりすばらしい。蒼穹のもと頂上では360度のパノラマを楽しむことができた。最高地点から三角点峰(三等)は山上のプロムナードで、心地よい稜線歩きができる。
 下山は大神岩から蛇淵ノ滝に出て、那岐山麓山の駅がある山野草公園まで歩いた。山麓の紅葉が一段と美しい(2019.11.23)。
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奥本・東仙コースの巨樹
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蛇淵ノ滝
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