探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.63【雷に直撃された標柱】
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trail57
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 黒焦げになった京都一周トレイル北山コースの標識(No.57、コース図はあとから設置されたもの)
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 京都一周トレイル北山西部コースにある標柱(No.57)が落雷で焼損し、凄まじい姿をさらしていた。場所は、山幸橋から少し登った折返し地点で、車坂を経て盗人谷へ向かう樹林帯の中だ。周りに大きな木もある標高の低い場所だけに、「なんで?」と誰もが思う。
 電波物理学の最新の研究成果を反映して、雷に遭遇した場合の対処法も一般化してきている。積乱雲を認めたらすぐに避難する。雷鳴が聞こえたら既にその下にいると思わなければならない。――でも、これを見たら本当に逃げられるのかと思ってしまう。そういう意味で、説明をつけこの場所で保存できないものか。雷雨への対応を考えさせられた標識である。
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trail57_new
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 7月に同所を通ったら、新しい標識が設置されていた。5月に取り代えらえたようで、旧標識の活用を期待したい。
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