探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.825【東光寺山・高野山】
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左=角井峠  右=スギの巨木
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霊仙山(左の雲の中)・鍋尻山(手前左手)とソノド(遠景右手)など鈴鹿北部の山々(中景はアカイシの山稜)
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鈴ヶ岳(遠景左手)・御池岳(遠景中央)・藤原岳(遠景右手)。手前にサンヤリ・天狗堂(中央右手の峻峰)の山稜が重なる
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遠景左から黒尾山・銚子ヶ口・クラシ・イブネとカクレグラ・阿ノ瀬山。背後に雨乞岳(中央右手)・祝(いはい)ヶ岳の山稜
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雨乞岳(遠景左)・綿向山(遠景右手)・水無山と手前に竜王山(中景は左からカクレグラ・阿ノ瀬山)
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湖東・湖南の平野部を見下ろす(遠景左手は飯道山。中央右は阿星山〜竜王山。中景右手に十二坊の山稜)
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菩提寺山(遠景左手)・三上山(中央左)・鏡山(中央右)。手前の丘陵は雪野山(最遠景左手に千頭岳・音羽山。右手は比叡山)
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遠景左から高畑山・溝干山・那須ヶ原山など(手前左は西山。右へ猪ノ鼻ヶ岳につづく山なみ)
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八大龍王雨宮明神社
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左=祈願のため供えられた石  右=八鷹城大神
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日本コバの山稜(高野山の尾根から)
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銚子ヶ口(左手)とカクレグラ(手前右手)
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阿ノ瀬山(中景左手)と綿向山(遠景右手)
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綿向山(左)と竜王山(右)
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左=高野山登山口へ下山  右=高野神社
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 東光寺山は、寺院の山号から白鹿背(はっかせ)山とも呼ばれる。湖東の平野に最も近い前山で、山麓の人々の生活と切り離せない存在だった。数十年ぶりで東近江市の角井(かくい)峠から永源寺高野町にかけて縦走する。以前に歩いたのは各所で伐採後の植林が進む時期で、周囲の眺望に優れていた印象がある。
 峠から犬上川(南谷)の源流に少し下り、コジャガ谷の林道で尾根をめざす。「展望山」の標識があるものの、東光寺山西尾根のビュースポットは樹木が成長し展望を得られないらしい。南につづく明神山・高野(たかの)山も頂上は樹林に覆われる。ただ、近畿と中部地方をつなぐ高圧送電線が尾根を横断するので、鉄塔が建つ地点からは四周の山々を望むことが可能だ。
 明神山と高野山の間に、八大龍王雨宮明神社と八鷹城大神の小祠があり、愛知川畔から運ばれたと思われる丸い石が目立つ。大きな川が近くを流れるものの、山麓の暮らしは雨乞いに頼らなくてはならなかったのだろう。切実さが伝わる光景である。
 尾根をどんどん南下すると、標高390m付近に「眺望台」の標識が立っていた。空間が少しあって、愛知川を挟んだ黒尾山から阿ノ瀬山(入道ヶ原)と綿向山が望める。尾根の末端近くで登山道は右に曲がったが、最後まで尾根を降って林道に出た。静まり返った鎮守に参拝し、八風街道に向かう。晴天に恵まれて麓の風景も美しい(2022.12.9)。
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永源寺高野町から望む阿ノ瀬山(中景左手)と綿向山(遠景右手)
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明神山(左手)〜高野山(中央)の山稜
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