探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.876【錦雲渓から落合へ】
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錦雲渓広場近くの潜没橋(小泉橋)
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左=岩場に咲くヤブカンゾウ  右=錦雲渓
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錦雲渓(下流)
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清滝川(渡猿橋から)
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左=愛宕山鉄道鋼索線(ケーブル)の線路跡(清滝川駅上部)  右=徳冨蘆花の文学碑
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金鈴峡
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落合(保津川の下流方向を望む)
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 今月の『京都一周トレイル』を歩く行程は、栂ノ尾から清滝を通って保津峡駅まで。暑い時期だけに、川沿いの涼しい区間を中心に計画した。昨日・今日と梅雨明けを思わせる青空になって、汗をかきながらも水辺のコースはなかなか快適である。ケーブルの清滝川駅舎跡で昼食の休憩をとり、「千日詣」の看板がある表参道の登山口から金鈴峡に向かうと雷鳴が聞こえ始めた。寒気が流入して大気が不安定との予報に、降られる前になんとか駅へたどり着きたい。
 それでも、見どころがあちこちあるので簡単に説明しながら進む。与謝野晶子の歌碑と芭蕉の句碑は必ず立ち寄るが、渡猿橋そばの「ますや」にある徳冨蘆花の石碑(「自然と人生」)も見た。副碑には「人は自然ととけ合ひ 自然の懐に抱かれて 限りある人生を哀しみ 限りなき永遠を慕ふ 蘆花徳富健次郎の句 大塚節治 書」と刻まれる〔「同志社」歴史散歩 清滝(平林 一)参照〕。
 しばらく風が吹いていたものの、落合へ近づくにつれて青空が再び広がってきた。雷鳴は遠ざかり一息つけたので、書物岩や化石のことに時間を費やす。もちろん、2016年4月放送の「ブラタモリ」(#36 京都・嵐山〜嵐山はナゼ美しい!?〜)のことも。来月は夏休みで、9月から西山コースを再開の予定(2023.7.12)。
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