探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.894【西吾妻山・西大巓】
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左=人形石の「吾妻山高度指導標」  右=中大巓の湿地帯
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草紅葉
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左=木道がつづく湿原  右=大凹(おおくぼ)の水場
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左=岩が積み重なる道  右=梵天岩
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左=吾妻神社  右=出会った高校生の集団
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左=天狗岩(背後に吾妻神社の社殿が見える)  右=西吾妻山頂上
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西吾妻山〜西大巓の湿地帯
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鮮やかな色彩の斜面(西大巓近くで)
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西大巓
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左=西大巓頂上  右=デコ平の登り口
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グランデコのゲレンデから小野川湖・磐梯山方面を望む
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 裏磐梯高原から日帰りできる吾妻(あづま)連峰の山として、西吾妻山と西大巓(にしだいてん)を選んだ。かつて縦走した時は西吾妻山から一切経(いっさいきょう)山を経て東吾妻山・吾妻小富士などに登ったので、その山容を確認するのも楽しみである。
 行程は、天元台のロープウェイ・リフトを利用して中大巓の山頂近くまで上り、人形石から吾妻神社に寄って西吾妻山へ登頂。西吾妻小屋から西大巓を越えて、グランデコスノーリゾートのデコ平へ下山。ゴンドラで山麓駅へ下ることにした。
 天気は、秋雨前線が通過したのち北風に変わって徐々に回復するとの予報だったが、南からの湿った風が吹きつけて夕方まで変化がなかった。ときおり雲が切れて青空が覗く程度である。
 人形石からつづく池塘や湿原では、草紅葉が始まって季節が進んでいることを感じる。あちこちに咲くエゾオヤマリンドウの花は大きく、ナンブタカネアザミも印象的だ。ただ、累々と重なる岩とぬかるみは歩きにくく、ペースは思いのほか捗らない。
 梵天岩の手前で高校生の集団と出会う。聞けば福島県新人大会(登山)だそうで、天元台に張ってあったテントは彼ら彼女らのものとわかった。吾妻神社で休憩していると行列はさらにつづき、総勢(高体連登山専門部加盟校/日本山岳・スポーツクライミング協会登録選手)で200人以上になっただろうか。一昔前は存亡の危機にあった山岳部・登山部も、若者たちの価値観・意識の変化で時代は変わった。
 再び稜線を離れて湿地・湿原を横切ると、最後の登りで西大巓に達する。あとは歩きづらい道を400mばかり降り、ゲレンデを横切ってゴンドラに乗る(2023.9.22)。
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左=アスターの仲間  右=エゾオヤマリンドウ
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左=オオカメノキ  右=ユキザサ
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左=ゴゼンタチバナ  右=クロマメノキ
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左=コメバツガザクラ  右=ハイネズ(ビャクシン/ネズミサシの仲間)?
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ナンブタカネアザミ
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左=カニコウモリ  右=ヤマハハコ
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