探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.930【続・赤穂市民の山】
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左=高野の集落  右=尼子神社
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中腹から千種川下流を望む(中景左は茶臼山。中央は南宮山・向山の山稜。右は雄鷹台山へつづく尾根)
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左=登路の露岩(「尼子の大岩」)  右=山頂近くの鳥居
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山頂の尼子神社と城跡の平地
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左=四等三角点  右=湧水地
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西側の眺め(遠景左は高山。遠景中央は黒鉄山。最遠景左手に天狗山)
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左=後(お)山・雄鷹台山の山稜  右=尼子山(ハゲ山から)
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左=坂越の町へ向かう  右=大避神社の樹林
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坂越湾を見下ろす
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左=茶臼山山頂(第三十一番)  右=「和田備後守範長公一族之墓所」碑 
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宝珠山から望む尼子山(中央左)
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左=宝珠山  右=妙見寺
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坂越の町(左)と赤穂市街(遠景右)
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左=金蘭橋(大避神社)  右=坂越の家並み
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大避神社(右手)と茶臼山〜宝珠山の山稜(背後)
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生(いき)島(天然記念物「生島樹林」)
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茶臼山〜宝珠山(千種川に架かる坂越橋から)
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 2年前に雄鷹台(おたかだい)山の山稜を歩いて、播磨灘の景観に取り憑かれた。そこで、日曜日のトレッキングで周辺の山に登る計画を立案。牡蠣の産地でもあるため、その季節に出かけて旅の要素を広げることにする。尼子義久(あまご よしひさ)による山城(永禄年間)があった尼子山(「赤穂富士」)と坂越(さこし)の背後にある宝珠(ほうじゅ)山をつなげば、ちょうど時間的にも頃合いの行程になる。
 「坂越」駅から、まず千種(ちくさ)川を左岸に渡って高野(こうの)の集落をめざす。山際の尼子神社から取り付いて尾根に出ると、やがて見晴らしが効くようになった。急峻な岩場を登り切れば鳥居が現れ山頂の社殿に着く。曲輪跡の平坦地が雛壇状に広がり、北東面の40メートル下には水が湧く。西側には磐座と思われる大きな岩があった。往路を戻りハゲ山に寄ってから高野へ下山。近くの公園で早めの昼食休憩にするが、出発してからここまで何度もにわか雨に見舞われた。
 坂越の町へ移動し、古い町並みを残す大道(だいどう)を通ってトウロン台から大避(おおさけ)神社へ。船岡園から妙見寺を経て八十八所巡礼道に入る。右回りで順番に石仏を訪ねると、茶臼山で周囲の景観に恵まれた。北側にある和田範長(わだ のりなが)一族の墓所(鎌倉-南北朝時代)から、あとひと登りで宝珠山に達する。下山は巡礼道を東側に回り込み、大避神社の境内を金蘭橋から社殿へ降りた。早めに行程を終えられたので鳥居の前で解散。あとは、各自で坂越の町と海を楽しんでもらおう(2024.2.18)。
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